静岡駿府マラソン:今年初のハーフマラソン

2007年3月4日 第32回駿府マラソンに参加してきました。
この大会は昨年10キロの部に社会人になってから初めて出た
マラソン大会で、それがきっかけでマラソンを始めるようになった
個人的には思い入れの大きい大会です。今年はハーフに参加です。

この大会の(個人的な)目玉は、自宅の前を通る!の一言に
つきるでしょう。ただし、昨年の10キロでは自宅の遙か手前で
折り返しだったので、今年はいよいよ自宅前を通過します。
家族や親戚、ご近所さんも応援してくれるだろうと、気合いが
入ります。これは市民マラソン、しかも地元で開催ならではの
楽しみ方ですね。

さて、当日は10:05スタートなので9時前には会場入り。
開会式では松野明美さんのちょっとおとぼけなコメントや
関係者の挨拶を聞き、続いて専門家によるストレッチです。
これはとてもよく、普段のばし切れてないところまでを
入念にストレッチ、天候もよくすぐに汗ばんできます。
今回の大会はこのストレッチのおかげでしっかり走れたと
言っても過言ではないでしょう。(ただし、このストレッチで
時間を費やしすぎました。)

さて、ストレッチも終わり着替えをして(と言っても上着を
脱ぐだけですが)・・・とやっているともうスタートの20分前。
そう言えばトイレに行ってないな、とトイレに並んで用を
足し終えると10分前。スタート地点に行くまでにコースを
横切る必要があり、5キロの部(?)のちびっ子がでどんどん
やってきて渡れません。やっと何とか渡ると人の流れが
どこかでボトルネックになっておりのろのろの渋滞。ようやく
スタート地点にたどり着いたら3分前でした。スタート前から
心臓ばくばくでした。

定刻通り号砲一発。あちこちで腕時計のタイマーを始動させる
電子音が聞こえます。スタート地点までは45秒かかる位置に
いました。ちなみにこの日のハーフ出場者は2025人。天候もよく
むしろ暑いくらい。スタート後しばらくは、のろのろ。そして
隙間が少しずつ出来てきて、他のランナーの間を縫うように
走ります。

今回はなぜだか体が軽くてどんどん飛ばしたい衝動に駆られ
最初からキロ4分50秒~5分10秒くらいで走り出しました。
最初の2キロは隙間が空いているところはどんどん人を追い抜き
あとからForerunnerの記録を見ると瞬間風速ではキロ3分台も
ありました。

しばらくキロ5分程度で走っていると、「果たしてこのペースで
体が持つのかな?」という不安が頭をよぎります。このペースで
練習したのはかつて1回切り、しかも10キロのみ。20キロのペースを
走りきるには早すぎるような気もしましたが、体が走りたがって
いたので、今回はそのままスピードに乗ってみることにしました。

いつも見慣れた街だけに他所で走るよりも気分が楽で、いつもの
ペースよりも早いにもかかわらず快適に走れました。2月の
練習走行が合計60キロくらいにもかかわらず体力が持ったのは
アンクルウェイトを背負って生活していたからでしょうか。それとも
今までの蓄積?地元という安心感があったのかもしれません。

楽に走っているつもりだったのですが、心拍数をチェックすると
160~169をうろうろしています。練習の際は、最後の1キロくらいを
ペースを上げて走るときこの程度の心拍なので、「ありゃりゃ~、
飛ばしすぎだな」と思いましたが、それでもこのまま走ると何が
起きるのかを知るのも長い目で見たらよいかな、とそのまま走ります。
ここから先はペースチェック3~5回に1回の割合でしか心拍をチェック
しませんでした。Forerunnerは練習の時と同様に左上から時計回りで
距離、ペース(キロ/分)、経過時間、心拍数を表示しています。
ペースを見ることが殆どで、経過時間は折り返し時と最後の2キロのみ、
心拍はたまに、距離は殆ど見ない、と言う配分でした。(理由は後述)

最初の給水所は、いつも走っている安倍川の土手です。コカコーラが
協賛なのでCokeやアクエリアスののぼりが出ています。アクエリアスなら
ありがたいと思いきや、昨年同様水だけでした。たしかにコカコーラの
ペットボトルの水でしたが、昨年12月に出場したクラウンメロンマラソン
ではスポーツ飲料だったので、それより大きな大会だからせめて選択肢は
あった方が良いなあというのが感想です(贅沢?) でも水だからこそ、
遠慮無く頭からざぶりとかけて体温を下げると言うことも出来ました。
アクエリアスならべとべとしてしまうところです。水を含ませたスポンジを
配っているのも良いと思いました。

さて、ご近所エリア突入です。スタート地点からちょうど6キロ付近です。
じいさまに肩車された息子、脚立に上ってビデオ撮影している嫁、
ご近所さんが声援を送ってくれます。不思議なもので声援を受けると
しばらくペースが上がります。このあたりで、ポケットに忍ばせておいた
チェルシーを舐めながら走ります。

次は東名高速をくぐった8キロ付近で、これまた甥っ子を肩車した義兄夫婦が
応援してくれています。後から聞いたのですが、通過予想時刻通りに通過
したが、待ってる方としては長く感じたそうです。それにしても応援は
いいもんです。

沿道では、身内やご近所さんだけでなく一般の人も応援してくれます。
頂いた応援には律儀に「ありがとう」で返します。びっくりするちびっ子も
いるようですが、それだけお礼を返す人は少ないようですね。個人的には
お礼を言うことで逆にパワーを更に貰うような気がしています。

また、折り返す前は先頭集団に「Fight!」のエールを、折り返してからは
これから折り返す人で、いかにも走るのが苦しそうなランナーにエールを
送って走る過程を楽しみました。

「お姉ちゃんたち、頑張って~」という沿道の声援に振り返ると20代前後の
女性が二人で並んで走っています。「お姉さんたちはいいなあ、おじさんも
応援して欲しいよ」というと、にっこり笑顔で「じゃあ私たちと一緒に
走りましょうよ」と嬉しいお誘い。残り4キロ地点での出来事でしたが
こちらはキロ5分をキープするのが精一杯。あちらはキロ4分45秒くらいの
ペースだったので、きれいなフォームが小さくなっていくのをただ見送る
だけでした。覚えやすいゼッケン番号だったので、あとから出場者名簿を
みたら何と18歳でした。これからの活躍が楽しみな年齢ですね。

それにしても今回は、以前にも増してスピードが上がったにもかかわらず、
かなり周りの環境を客観的に見る余裕が出来たな~と言うことです。昨年は
ゼーゼーハーハーの必死状態。1年で結構進歩したな~と感慨深いです。

さて、このコース、行きも帰りも一番長い直線が本通りという長い通りです。
ここでは、安倍川橋を渡りきった所にある消防署員の方がずらっと並んで
応援してくれていました。彼らの仲間も出走していたのでしょうか。

この本通を突き当たるといよいよ駿府公園(静岡城趾)のお堀に入ります。
昨年は、個々でも距離感を間違えて早めのラストスパートをしてしまったの
ですが、お堀に入る手前からゴールまで2キロありこれが結構長く感じます。
最後は気合い、これだけ。形相は必死で心拍は170後半、足は疲れてくるし
もう最後の力を振り絞るとはこのことを指すのでしょう。ペースはキロ5分を
切るることを意識しますが、これは折り返しの際に50分ちょっとで折り返せた
ので、このままなら1時間40分台でゴールできると思い、最後は経過時刻を
意識しながら走ります。

ラスト200メートルでは足がつる一歩手前までダッシュ。(本当につりかけた)
結局、公認記録は1時間46分2秒。ネットタイムは1時間45分15秒でした。
前回大井川のハーフを走った際は1時間52分32秒だったので7分以上縮めた
ことになります。自分では上出来の結果でした。(922位/2025人)

ゴールしてからようやく完走者へのドリンク(やっとアクエリアス)に
ありつき、完走証を貰い、ちょうどやっていたストレッチのセッションに
加わり体を十分に伸ばしてほぐして酸素を取り入れてから、帰路に就きました。

言うまでもないですが、この後はシャワーを浴びてから家族で食事に出掛け
ビールで乾杯。昼寝をして幸せな午後のヒトトキを楽しみました。


日頃の練習の成果もありますが、やはり客観的な数値情報を把握しながら
走るというのは心強いモノがありました。特に後半15キロあたりでは
ともするとキロ6分台にまでペースが下げっていることがあったので、
ペースの維持にはかなり役立ちました。また、心拍数だけ見ていると
練習では自分でブレーキを掛けてしまっていましたが、体の欲求のままに
ペースを維持していくことも出来るのだなあ、と新しい発見もありました。

30歳後半になるまで走る楽しさなど、とうてい理解できなかったのですが、今更
ながらでもこのように楽しめることは素晴らしいことだと思います。一人から
いつでもどこでもお金もかからず(ビール代は別ですが)、楽しめる「ラン」を
これからも楽しんでいこうと確信した大会でした。

次回は来月の日本平桜マラソン、その翌週焼津マラソンです。いずれも
ハーフですが、日本平はアップダウンが激しいのでどのような展開になるか
今からちょっとどきどきです。焼津は結構フラットなので今回のように
景色や沿道の応援を楽しみながら走れるといいなと思います。そう言う意味
では、日本平は半分くらいが自動車専用道路なので沿道の応援は期待できない
のが、ちょっと残念。ただし、普段走れない道路を走れるのは何とも言い難い
魅力ですね。(昨年は、自動車専用道と知らずに早朝に一人で走ってしまいましたが・・・)

今日は筋肉痛が結構来てます。翌日の痛みなのでまだ若い証拠???(笑)

この記事へのコメント

ほっちきす
2007年03月07日 13:49
まずは自己記録更新おめでとうございます。
とっても共感を覚える文面です。
特に折り返し以降の内容に頷いてしまいます。
沿道の応援って本当に励みになりますよね。
特に友人・知人の場合は120%ぐらい効果がある気がします。

自分もエイドステーションではあいさつやお礼を
するように心がけています。市民ランナーですからね。
参加者・協力者が楽しめるようにしたいものです。
2007年03月08日 22:52
ほっちきすさん、コメントありがとうございます。
マラソンというスポーツは経験するまでは、全く退屈で
忍耐力しか要しないモノだと思っていましたが、奥が
深いスポーツですね。

体だけでなく、心もきれいになるような気がするのは私だけでしょうか。
使い古された言葉ですが、「スポーツを通じて健全な社会を」というのも
実感が湧きます。

3年前に東京から静岡に移住(?)したのですが、東京に住んでいたら
このような楽しみは見つからなかったと思います。

静岡バンザイ?! あれ?
神様
2007年03月12日 21:55
フォアランナー305って計測中に画面がぱっぱっぱっぱ切り替わりますが、これはどの画面かに固定しないんでしょうか?
2007年03月13日 06:58
神様さん、画面の表示が切り替わってしまうのはAuto ScrollがONに
なっているためでしょう。取説のAuto Scrollの設定で切り替わらないように
設定すれば問題解決すると思います。購入時の設定ではOFFになっているので
設定を変更しているうちにONにしてしまったのではないかと思います。

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